なごみ会、ふっくら会

震災から10年となる2021年。今回は陸前高田市にある今泉天満宮の社殿再建のため、チャリティ布ぞうりを制作しました。全21足の売り上げ、および寄付金の合計から決済手数料を引いて、寄付金額は124,300円になりました。ご協力いただいたみなさま、ほんとうにありがとうございました。

2021年7月1日、陸前高田はまなす会のメンバーから、今泉天満宮に奉納させていただきました。

今泉天満宮再建のため寄付しました

 

陸前高田のチーム「陸前高田はまなす会」は、陸前高田市気仙町に震災後建てられた「にじのライブラリー」(子どものための私設図書館)を拠点として活動してきましたが、ここは震災前、今泉天満宮があった場所でした。社殿及び氏子地域の建物も99%が津波により全壊流出し、御神木の天神大杉も今では一部のみが残されているだけです。

▼陸前高田はまなす会のメンバー
▼震災前の今泉天満宮
▼震災直後の今泉天満宮

この地域はなかなか復興計画が固まらず、そのため今泉天満宮も再建を進めることができませんでしたが、周辺の大規模な嵩上げが終了したことで、2020年4月に地鎮祭が行われ、工事が始まり、震災から10年となる今年2021年、ようやく社殿が完成します。
そして、再建に向けて募金活動が行われていることを知った私たちは、これまでお世話になってきた今泉天満宮に感謝の気持ちを伝えたいと、ふっくら布ぞうりの会一同でチャリティ布ぞうりを制作し、その売り上げを全額寄進することにしました。

このチャリティ布ぞうりの制作にあたっては、多くの方のご協力をいただきました。

布ぞうりの土台には、さまざまな企業からご提供いただいた未使用の新品Tシャツや、布を扱う企業からご提供いただいた綿の布を使いました。

ご協力いただいた企業の中には、2015年台風19号の鬼怒川の水害時に支援させていただいたTシャツプリント工場も(詳しくはコチラ)。今回、陸前高田の支援をするチャリティ布ぞうりを作りたいとご相談したところ、使い道のない新品Tシャツをたくさん送ってくださいました!

また、こちらは茨城県大洗のサーフショップからご提供いただいたTシャツです。これらもチャリティ布ぞうりに使わせていただきました。

ご提供いただいたTシャツを裁断して、色合わせをし、布ぞうりに仕上げます。今回は東北と首都圏の20人の編み手が1人1足無償で布ぞうりを編んで、チャリティに協力します。

▼亀戸チーム、材料のTシャツを裁断しています
 

編み手ひとりひとり、そして材料をご提供くださった企業のご協力でできたこのチャリティ布ぞうりは、2021年3月8日より通販サイト「ふっくら布ぞうりshop」で販売しました。準備した21足が完売しました。今回これ以外に、お客様からご寄付もお寄せいただきました。ほんとうにありがとうございました!

 

▼石巻なごみ会&南三陸ふっくら会のメンバー
なごみ会、ふっくら会
▼石巻たんぽぽ会のメンバー
▼いろいろ世田谷のメンバー
いろいろ世田谷のメンバー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チャリティ布ぞうり / 陸前高田はまなす会

チャリティ布ぞうり / 石巻たんぽぽ会

チャリティ布ぞうり / 石巻たんぽぽ会

チャリティ布ぞうり / いろいろ亀戸

チャリティ布ぞうり / いろいろ亀戸

 

 

 

チャリティ布ぞうり / いろいろ世田谷

チャリティ布ぞうり / いろいろ世田谷

チャリティ布ぞうり / 石巻なごみ会、南三陸ふっくら会

チャリティ布ぞうり / 石巻なごみ会、南三陸ふっくら会

チャリティ布ぞうり / 石巻にじいろ会

チャリティ布ぞうり / 石巻にじいろ会

 

 

 

 

 

 

 

 

今泉天満宮への寄付について

震災直後に立ち上がった「今泉天満宮の再建を支援する会」による募金活動は一昨年の終了していますが、再建と維持にはいまだ支援が必要な現況です。そのため再建実行委員会では引き続き寄付を募っています。ご寄付いただける方は以下の口座へお願いいたします。

<寄付口座>
岩手銀行高田支店 普通 2088872
今泉天満宮社殿再建実行委員会 実行委員長 佐藤直志(さとうなおし)
*実行委員会へのご寄付をいただける場合は、下記の住所に寄付の旨をご連絡ください。ただし、関係者は高齢の方も多く、事務処理に時間がかかることや不備もある場合もあります。その点あらかじめご容赦くださいますようお願いします。

<連絡先>
〒029-2204
岩手県陸前高田市気仙町字中井1
今泉天満宮 宮司 荒木真幸宛