東北の被災地からの恩送り。台風19号で被災した長野を応援!
使い道のない布や、販売期間を終了したツアーTシャツを生かして作った
チャリティ布ぞうりを販売します!

チャリティ布ぞうりで長野支援

 

まもなく東日本大震災から9年になります。あの日以来、東北で新たに始まった活動がこのように広がり、継続できているのは、みなさまからの応援のおかげです。私たちが得た布ぞうりの技術や販売のノウハウは、全国のみなさまからのご支援でいただいたものです。みなさまからいただいたご支援をなにかの形でお返ししたいと、わたしたちは毎年チャリティ活動をおこなっています。(https://www.fukkura.jp/about/payitforward/

今年わたしたちが販売するのが「チャリティ布ぞうり for 長野支援」と題した“寄付付き布ぞうり”。編み手1人ひとりが震災から今まで支えられてきたことに感謝をしながら、昨年の台風19号で被災した方が少しでも早く元の生活に戻れるように願いを込めて作った特別な布ぞうりです。1足につき350円を、長野で活動しているボランティア団体に寄付します。


チャリティ布ぞうり for 長野支援 概要

このチャリティ布ぞうりは、通販サイト「ふっくら布ぞうりshop」で販売いたします。
● ふっくら布ぞうりshop https://fukkura-shop.com/

販売価格(税込)
S、M 5,500円
L     5,800円
LL    5,900円

一足につき350円を、長野で支援活動をしている団体「Hundres Hands」に寄付します。

この350円の内訳は・・・
・ご寄付いただいた布を材料の一部に使うことで一足につき平均150円を寄付に充てます
・ふっくら布ぞうりの会から100円の寄付をします
・販売価格を通常より100円高く設定し、お買い上げいただく方から100円ご寄付いただきます
・・・・となっています。


「チャリティ布ぞうり for 長野支援」が生まれた経緯

今回、長野を支援先に選んだのには理由があります。

長野の善光寺境内で4月〜11月の第2土曜日に「善光寺びんずる市」(https://www.binzuru-ichi.com/)という手作り市が行われています。
実は2015年から、高野登さん(人とホスピタリティ研究所代表 / 元ザ・リッツ・カールトン・ ホテル日本支社長)のお声がけに共感してくださったお仲間が、びんずる市に復興支援のためのお店「こころや」を出展し、ふっくら布ぞうりを販売し続けてくださっています。ここでは研修中の編み手が作った布ぞうりをお手軽価格で販売していただいており、編み手の育成にほんとうに力になっていただきました。このつながりは今もなお続いており、長野のみなさんが陸前高田に足を運んでくださったり、南三陸や石巻の編み手がびんずる市に伺ったりして、交流しています。
こんな深いつながりのある長野で、昨年台風19号による大きな被害が出ました。いつも私たちの活動を支えてくださっているみなさんが 被災した地元の方たちの支援にかけつけている姿を見て、何か少しでもご協力ができればと思い、今回長野の支援のためのチャリティ商品を販売させていただくことにしました。


材料をご提供いただいたみなさん

このチャリティ布ぞうりの製作にあたり、以下のみなさまから材料のご支援をいただきました。

アーティスト・SEAMOさん
https://seamo.jp/
販売期間を終了したツアーTシャツをご提供くださいました。布ぞうりはTシャツの材料と同じ生地でできているので、Tシャツを使って編むこともできるのです。わたしたちの活動にご理解を賜り、数種類のTシャツをご提供いただき、こちらの布ぞうりができあがりました。

佐藤貴美枝ニットソーイングクラブ
https://www.knit-sewing.com/
販売期間を終了した綿ニット生地をご提供くださいました。ニットソーイングクラブさんからは、震災以来たくさんの生地をご提供いただき、編み手の育成にたくさんのご協力をいただきました。今回ご提供いただいた生地でこれらの布ぞうりができあがりました。


支援先「Hundred Hands(ハンドレッドハンズ)~百の被災地と繋ぐ100の手~」について

台風19号発災後、20191020日に結成。炊き出し「救援」チームとして活動を続けています。管理栄養士の知識を活用し、栄養バランスの低下をフォローしつつメニューを構成をしています。
ご支援頂けるお気持ち(食材,支援金,活動)を温かい料理にのせて、食という楽しみ、喜び、栄養、希望、癒やし、空間、命、愛、夢をお届け出来るように、チームの皆様のお知恵・お力を共に活かし合いながら前へ進んでいます。被災された方々、住民の皆様と共に進むべく、サロン運営および食事による救援を行なっています。

Hundred Hands ホームページ 
https://peraichi.com/landing_pages/view/hundredhands

 

台風19号が発災してから約5ヶ月がたちますが、今でもまだもとの環境に戻れず、大変な生活をされている方々がいらっしゃいます。
今回支援先とさせていただいたHundred Handsさんは、主に被災地で炊き出しをおこなう「食の支援」をしています。仮設住宅などにも頻繁に足を運んでいらっしゃいます。
ふっくら布ぞうりの会は、もともと東北で被災地のコミュニティ作り、心の復興のための支援を行なってきました。温かな食べ物を一緒にいただきながらお話しすることが被災地でいかに大切なことか。食を通じて地域のつながりが生まれることを私たちは知っています。そんな活動をしていらっしゃるHundres Handsのみなさんをぜひ応援したい!と考えました。

台風19号での被災した長野への支援になると同時に
不要となった新品Tシャツや生地をアップサイクルでき
東北の被災地の編み手と気持ちがつながる「チャリティ布ぞうり」です。

この「チャリティ布ぞうり for 長野支援」をきっかけに、多くの方に、今もなお長野でがんばっている方々がいることをお伝えできればと思っています。