常総Tシャツ布ぞうり
鬼怒川の水害で被害を受けた
常総市のTシャツプリント工場から
被災したTシャツをお預かりして
東北の被災地の編み手たちが
布ぞうりに生まれ変わらせました。
2015年9月10日、鬼怒川で豪雨災害が起こりました。常総市にあるTシャツブリント工場では10万枚のTシャツが水没し、工場は休業を余儀なくされました。
多くのボランティアのみなさんが工場を訪れ、被災したTシャツを洗濯し、リユースTシャツとしてチャリティ販売を開始しました。
こうやって洗濯したTシャツを色別サイズ別に仕分けます。
しかし、汚れが落ちない部分があるなど、Tシャツとしての販売が難しいものもあります。
そこで廃棄するしかないTシャツをお預かりし、使える部分をカットして、ふっくら布ぞうりの会が布ぞうりとして生まれ変わらせることにしました。
石巻たんぽぽ会のもとに、洗濯済みの鮮やかなピンクの常総Tシャツが届きました。
にじのライブラリーに集まる陸前高田はまなす会には黄色と青のTシャツが。
そして、石巻追波川河川団地仮設の集会所に集まる石巻なごみ会と南三陸ふっくら会にもキレイなピンクの常総Tシャツが届きました。Tシャツをみんなで裁断し、編み手それぞれが持ち帰り、ふっくら布ぞうりに仕上げました。
常総のTシャツプリント工場の方々、常総のボランティアのみなさん、首都圏でTシャツを洗濯してくれたみなさん、そして東北の被災地の編み手、販売スタッフ、多くの人々の思いがつながって形になりました。できあがった布ぞうりを、常総のTシャツプリント工場にお届けしました。「これ全部うちのTシャツですか!きれいですね!」と喜んでいただきました。(^o^)/
できあがった布ぞうりは、通販サイトや全国の復興支援イベントなどで販売させていただきました。ご協力いただいたみなさま、どうもありがとうございました!
こちらは、石巻たんぽぽ会製作のアクティブシリーズ
こちらは陸前高田はまなす会のフラワーシリーズ
★ 常総Tシャツ布ぞうりの売上の1割は、常総市の水害で被災したTシャツプリント工場に支援金として送らせていただきました。
ダイヤモンドオンラインで、常総Tシャツ布ぞうりの取り組みをご紹介いただきました!
こちらもぜひご覧ください。
東日本大震災と北関東豪雨の被災者をつないだTシャツの絆